こんにちは。
アスリートのデュアルキャリア・引退後のキャリア支援をしている Ma-さん です。
最近、「今の働き方を、この先も続けられるんだろうか」
そんな小さな違和感を抱えている元アスリートが、とても増えています。
今日は、その違和感の正体と、そこから見えてくる“自分だけの働き方”について書きます。
目次
- ①「この働き方でいいのか?」という違和感は、あなただけじゃない
- ② 今、労働環境で本当に起きている変化
- ③ アスリートは、最初から “不安定な世界” で生きてきた
- ④「自分だけの働き方」は、派手な転身じゃない
- ⑤ 現場で見えてきた、アスリートのリアルな変化
- ⑥ 変化の時代は、アスリートにとって追い風になる
①「この働き方でいいのか?」という違和感は、あなただけじゃない
最近、こんな感覚を覚えたことはありませんか。
仕事には真剣に向き合っている。
結果も出している。
周囲から評価もされている。
それでも、ふとした瞬間に心の奥がざわつく。
「この働き方を、あと何年続けられるんだろう」
「環境が変わったら、自分は通用するんだろうか」
はっきり困っているわけじゃない。
でも、なぜか落ち着かない。
もしこの感覚があるなら、それは弱さではありません。
“自分の働き方を選び直す準備が始まったサイン” です。
実はこの感覚、アスリートが引退前後に感じるものと、とてもよく似ています。

② 今、労働環境で本当に起きている変化
終身雇用の揺らぎ。
副業・複業の広がり。
成果や役割で評価される働き方。
「安定した会社にいれば安心」という前提は、少しずつ崩れています。
これは、個人の努力不足や能力不足の話ではありません。
社会全体のスピードが、あまりにも速くなったのです。
企業ですら、10年先の雇用を約束できない。
だから今は、「一社に属していれば安心」な時代ではなくなりました。
重要になってきているのは、
- どこに所属しているか
- どんな肩書きを持っているか
ではなく、
「どんな役割を担える人か」
「どんな場面で価値を出せる人か」
という視点です。
③ アスリートは、最初から “不安定な世界” で生きてきた
ここで、現役アスリートとしてのキャリアを振り返ってみてください。
- 契約は更新制
- 結果で立場が変わる
- ケガ一つで環境が一変する
- 役割はシーズンごとに変わる
これらは、今の社会が向かっている姿そのものです。
アスリートは、最初から
「変化する前提」
「終わる可能性がある前提」
で生きてきた存在。
だから、アスリートのセカンドキャリアは不利なのではありません。
むしろ、不確実な時代を生き抜く感覚を、先に身につけてきただけなのです。
④「自分だけの働き方」は、派手な転身じゃない
ここで、よくある誤解を一つ外しておきます。
「自分だけの働き方」と聞くと、
起業、独立、副業、フリーランス……
そんな大きな変化を想像するかもしれません。
でも、本質はそこではありません。
大切なのは、
- どんな役割だと自然に力を出せるか
- どんな場面で人の役に立てるか
- どんな関わり方なら続けられるか
これを理解することだと思います。
働き方とは、職業名ではなく「使われ方」。
これは、デュアルキャリアを実践してきたアスリートに、とても相性がいい考え方です。

⑤ 現場で見えてきた、アスリートのリアルな変化
現役のアスリートへのセカンドキャリア支援をしている際に、最初は、こんな言葉が出てきます。
「まだ考える必要はない気がして」
「中途半端になるのが怖くて」
でも、現役中から小さく外と関わったアスリートほど、後にこう言います。
「引退が、前ほど怖くなくなりました」
「競技にも、前より集中できるようになりました」
収入が増えたからではありません。
肩書きが増えたからでもありません。
“競技が終わっても、自分は大丈夫だ” という感覚を、先に手に入れただけなのです。
これが、アスリートデュアルキャリアの本当の価値です。
⑥ 変化の時代は、アスリートにとって追い風になる
労働環境が揺らぐ時代だからこそ、
一つの正解に縛られず生きてきたアスリートの感覚が活きます。
引退後の働き方は、競技人生の否定ではありません。
競技で積み上げたものを、社会で完成させるプロセスです。
自分だけの働き方は、すでに競技の中で育っています。
あとは、それを使う場所を選ぶだけ。
アスリートであるあなたの次のキャリアは、もう始まっています。


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