こんにちは。Ma-さん です。
アスリートのデュアルキャリア天・引退後のキャリア支援をしております。
今日は、「国際関係が変わる時代に、スポーツ経験がどんな形で“社会の力”になるのか」について、アスリートの視点から書いてみようと思います。
世界が近づいている、と感じたことはありませんか?
ニュースを見ていると、
国と国の関係が揺れ、価値観の違いが表に出る場面が増えました。
経済、エネルギー、紛争、外交。
どれも遠い世界の話に見えるかもしれません。
でも、ふとこう思う瞬間はないでしょうか。
「世界が、前よりも近くなっている気がする」
「違う価値観と向き合う場面が、増えている」
この感覚は、気のせいではありません。
社会全体が、“境界線の上”で動く時代に入っています。
そして実は──
この変化は、アスリートのセカンドキャリアと、深くつながっています。
国際関係の変化は、「特別な人」の話じゃない
国際関係が変わる。
外交が揺れる。
経済のバランスが変わる。
こうした話を聞くと、多くの人はこう思うのではないでしょうか。
「政治の話でしょ」
「自分には関係ない」
でも現実には、
企業の戦略、教育の現場、地域活動、スポーツ事業――
あらゆる場所で「異文化の間に立てる人」が必要とされています。
例えば今、社会で不足しているのは
✅語学ができる人
✅海外経験が長い人
それだけだけではありません。
本当に足りていないのは、
◎価値観の違いを前提にできる人
◎正解が一つでない状況で対話できる人
◎立場の異なる相手と信頼を積める人
つまり、関係をつくれる人です。

外交力とは「話す力」ではなく「つなぐ力」
「外交力」と聞くと、
英語、知識、交渉力を思い浮かべるかもしれません。
でも、現場で求められている外交力は、もっと日常的です。
- 相手の文化や背景を尊重する
- 衝突を避けるのではなく、対話で乗り越える
- 自分と違う価値観を排除しない
これは特別な能力でしょうか?
いいえ。
アスリートなら、すでに何度も経験してきた力です。
アスリートは、異文化の現場を生きてきた
思い出してみてください。
- 国籍も価値観も違うチームメイト
- 指導スタイルの異なるコーチ
- 海外遠征、アウェーの空気
- 言葉が完全に通じない中での連携
その中でアスリートは、
- 相手を観察し
- 空気を読み
- 役割を調整し
- チームとして機能させてきた
これは、「ただ競技をしていた」のではありません。
異文化の中で、関係をつくる訓練をしていたのです。
「当たり前」だった力に、名前がついた瞬間
セカンドキャリア支援の現場で、こういう場面があります。
元アスリートが、実感を込めてこう言いました。
「自分には、特別なスキルはないと思っていました」
でも話を深掘りすると、
- 海外選手との橋渡し役だった
- チームの空気を調整していた
- 文化の違いによる衝突を和らげていた
それを言語化すると、
周囲の評価が一変します。
「それ、異文化理解力ですね」
「調整力が高いですね」
「国際的なチーム運営に向いています」
本人にとっては“当たり前”。
社会にとっては“ぜひ欲しい力”。
翻訳された瞬間に、価値が立ち上がるのです。

スポーツ経験が生きるフィールドは、想像以上に広い
この力が生きる場所は、限られていません。
- 国際スポーツ団体
- グローバル企業の人材育成
- 海外と関わる自治体・教育機関
- 国際交流、スポーツ外交、地域連携
重要なのは、
「どこに所属するか」ではなく
「どんな価値を出せるか」。
競技で培った経験は、
使う場所を変えれば、世界とつながる力になります。
今日からできる、3つの翻訳ステップ
大きく動く必要はありません。
まずは、ここからで十分です。
① 異文化の経験を書き出す
海外、価値観の違い、衝突した場面。
② その時の自分の役割を言葉にする
まとめ役だった?橋渡し役だった?
③ 一人で抱えず、第三者に話す
セカンドキャリア支援を活用することは、弱さではありません。
支援は“ 翻訳装置 ”です。
これだけで、
経験は「思い出」から「使える力」に変わります。
世界が揺れる時代に、アスリートは“ 橋 ”になれる
国際関係が不安定な時代だからこそ、
分断ではなく、つなぐ力が必要です。
アスリートは、
- 違いを受け入れ
- 状況に適応し
- チームで成果を出してきた人
だからこそ、
この時代で「飲まれる側」ではなく、
関係をつくる側に立てます。
あなたの競技経験は、
国内だけで終わるものではありません。
世界と世界をつなぐ力として、
これからも使っていけます。
最後に、アスリートの皆さんへ
焦らなくていい。答えを急がなくていい。
ただ一つだけ、覚えていてほしいです。
アスリートのあなたの経験は、すでに“国境を越える価値”を持っています。
その翻訳を始めるかどうか。
それを決められるのは、正にあなた自身です!


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